I'm not OK

小説、映画、音楽の感想など

映画 『ザ・コンサルタント』

※ ネタバレあり。

◾︎良かった所:

  • 最初の方の会計の相談に乗るシーン。人情味があるんだな、というのがわかって良い。でもその後の自閉症で人とうまく交流出来ないというのと矛盾もするような。
  • 全体的に雰囲気がシリアスで悲しみに覆われていてでい。
  • ヒロインが地味だけどかわいい。勝負ドレスが落ち着いた緑なのも地味で良い。美術好きという所も好感。
  • 銃撃戦がとても迫力ある。重火器を使っているのか、射撃音がすごく音が大きくてビビる。しかもガガガガガと連射するので怖い。
  • キャスティングが良い感じ。ベン・アフレックの哀しそうで不器用な表情が良い。子供の頃のエピソードや、精神状態を落ち着けるための独特な療法は、なんだか凄みがあって良かった。もうちょっと何でそうしてるのか説明が欲しかったけど。強い光や音は苦手なんじゃなかったのか?


◾︎気になった所

  • 自閉症(映画の中の診断書ではアスペルガー症候群のようだが)、兄弟の関係、老捜査官の最後の仕事、不正会計、ブラックマネーなど、いろいろ盛り込みすぎた感じ。

そして、クライマックスに近づくにつれて、それぞれの背景を深堀するために説明するシーンが入るので、クールダウンしてしまう。

兄弟愛のラインは思い切って消去するべきだったのでは。しかし恋愛の方を主軸にするなら、『レオン』みたいにヒロインをもっとキャラ立ちさせて主人公と対にする必要があるだろう。追いかける側の若い女性捜査官が暗い過去があって良い感じだったので、変えるならこちらをヒロインにするなら行けたかもしれない。

  • 主人公が会計士としてすごい能力を発揮するシーンが少ない。もう少し会計士として活躍する場面があっても良いのでは。
  • 親が軍人の偉い人という事で情報操作できてしまうのは、ちょっと都合良いのでは。
  • 主人公が、最初から最後まで余り変わらなかった気がする。ヒロインと会って、他人との関わり方が変わった様だが、弱さを克服した感じはしない。自閉症という設定なので、急に癖を克服できるというのも難しいし良くないが。
Remove all ads