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小説、映画、音楽の感想など

映画「メッセージ」

5月
SF、宇宙人とのファーストコンタクト。
なぜかともても感動した。
未来が分かったとしても自分のやるべき事をやる、という希望と諦念が同時に訪れるクライマックス。
荒唐無稽さや粗もある気はするが、描かれたものの崇高さに胸を打たれた。

今までに観た映画の中でも伝わるものの重さでは3本の中に入る、あるいはこれ以上大切なものはないとすら思う。

原作の小説、テッド・チャン「あなたの人生の物語」も読んでいたが、「私の人生の物語」という感じで、より身につまされた。「自分もどうせいつか死ぬ」というテーゼに脳をやられて動けなくなった時には、また観たい。このテーゼは一見事実に見えて、「どうせ」の部分が本体だが、この映画の清澄な映像は余分な部分を削ぎ落として、「自分もいつか死ぬ」に変えてくれる。

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