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映画 魔法高校の劣等生 星を呼ぶ少女

6月
ライトノベル原作のアニメ映画化。魔法高校の超すごい高校生が活躍する。

原作未読だが、映画としての完成度が高く、予想以上に感動した。去年観た映画の中で、良いという記憶に残っている一本だ。

超能力を持ったクローン?的な少女を人工衛星みたいなのに積んで悪いことに利用しようとしている組織と、魔法高校の面々が対決する話。

キャラクターが多く、よく分からない人もいたが、主要なキャラクターにはちゃんと見せ場があった。また、それぞれ何かしら意図があって動いているように思えた。

敵だったのが最後協力するとか、オーソドックスながら、抑えるべきところをちゃんと抑えたドラマ作りという感じ。

妹のブラコンぷりがすごいが、ラストは宇宙から落ちてくるのを受け止めるという壮大なシチュエーションになり、そこで「さすがですわ、お兄様」のセリフが出ると、それはそうだよな、と妙な納得感があり、なんだか感動してしまった。

キャラクターにそれぞれ見せ場を作り、敵味方のバランスも取れ、少しずつ謎を解いたり、陰謀に巻き込まれたり、ラストは壮大なスケールまで行った後、きれいに着地させ、とてもよくまとまっていた。作品世界やキャラクターの設定はいまだによく分かっていないが、完成度の高い脚本があると、観終わった時に「なんか良いものを見た」という満足感を得られるんだなあ、と思った。