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映画 バリー・シール/アメリカをはめた男

2017年11月

 トム・クルーズ演じる凄腕の飛行機操縦士がアメリカ政府のスパイ活動と中南米の麻薬運び屋の両方をこなす話。

 無軌道なテンションとスピード感あって楽しかった。トム以外のメンバーの個性やチームワークを描いても良いかと思ったが、トム・クルーズが出ると彼だけにスポットを当てないといけなくなるのだろう。

 トムがビデオカメラに記録としモノローグを写す時の演技は大袈裟で下手に感じられた。トムは一生懸命誰かを騙そうとしている時が一番映えるのではないか?

 追い詰められた修羅場で、人懐こさとハッタリだけで切り抜けようとする時のトム・クルーズはなぜか頼もしく感じられる。相手も観客も、「お、おう……」とたじろがざるを得ない変な機転とテンション。体を張ったアクション映画が難しくなったら、こういうおバカコメディ映画をやってほしい。